
木造建築を学ぶ 「伝統構法私流」
今回は、伝統構法建築を精力的に造られている、古川保氏と宮本繁雄氏をお呼びして行います。
お二人の技術論や方法論を、実践を通じての活動の中から語っていただきます。
現代において伝統構法建築の持つ意味や、また毎年、自然災害に見舞われる状況での木造建築の
あり方などを考える機会になればと考えています。
皆様のご参加をお待ちしています。
木の家ネット公開フォーラム
「災害に学ぶこれからの木の家」企画趣意より
地震雷火事親父という言葉があります。地震は東日本大震災以降、活動期に入ったと言われます。また、2018年西日本豪雨では、雷を伴った線状降水帯が大雨をもたらしました。それ以降、温暖化型豪雨という言葉ができ、豪雨災害の危険性が叫ばれています。
地震や台風、豪雨などによる大災害は、一瞬にしてそれまでの日常を奪います。しかし、災害列島とも言える日本において、それは今に始まったことではありません。災害の視点から木造建築の歴史を見ていくと、先人たちは被災を機に、新たな知恵を生み出し、技術を進化させ、苦難をのり越えてきたことに気づかされます。
地域の素材を使い、職人の顔が見える家づくりをする「職人がつくる木の家ネット」には、近年の日本各地で発生した自然災害に遭い、復旧や復興に努めてきた会員たちがいます。今回は、彼らの直の声を聞いて、これからの木の家について、皆で考える機会をつくりました。いつわが身に振りかかるか分からない災害。顔の見えるネットワークをいかにつくるかも大きな課題です。皆様のご参加をお待ちしております。






初日は予選でした。
外人さんも参加されており国際的な大会でした。
道具は自前で当然と思いますが、削る材料まで自前と言うことでした。樹種にも制限はないということで、参加者が自分の腕でいちばん薄く削れる材料を用意されていました。桧とヒバが多いようでした。それも湿度管理が重要と言うことで、道具は霧箱入り、材料は何重にもラッピングして持ち込まれている方がほとんどでした。
皆さん4~20ミクロンとい薄さで競われていました。
外では、鉈による木削り実演が行われていました。
会場には、全国の道具師のブースも設けられていました。
第34回:全国削ろう会「久留米大会」11/10(土)~11(日)

現代の名工として認定された大工棟梁:山田日出明氏をお迎えして、木造建築について語っていただきます。
また、第二部として、シンポジウムを予定しており、いろんな角度から木造建築について語り合いたいと考えています。
一般も方々のご参加、大歓迎です。
これを機に、日本の木造文化や木造建築についての質問等ありましたら、ご発言ください。
会場で受付いたします。